(1) 林業のお話
林材業職人の保険加入料は全国で第2位の高額保険だそうです。
因みに、第1位は炭鉱職人です。しかし、現役炭鉱職人はいないので、事実上最も危険度が高いとされている職業は林材業ということになります。
(2010年11月1日 大阪木材仲買協同組合記事から抜粋)
(2) リフォーム部門が好調 − 住宅生産団体連合会の10月景況
全体でも指数プラス − 10〜12月も大幅プラスに
大手ハウスメーカーで構成する住宅生産団体連合会が「経営者の住宅景況感調査(10月度)」を公表しました。
22年度7〜9月期の実績では「リフォーム部門が好調」と7割の経営者がリフォーム部門は上半期に引き続き好調を維持しているとしました。また、「リフォーム市場の活況は当分続く」と予測しています。
戸建住宅部門はプラス幅を拡大。戸建分譲住宅部門はマイナスが継続。賃貸住宅部門もマイナスに転落。全体としてプラスが継続・拡大としています。
10〜12月期見通し判断指数は、受注戸数・金額ともに前期に続き大幅なプラス見通しになりました。
(2010年11月10日 林業新聞社記事より抜粋)
(3) 都道府県別 耐震診断平均評点一覧
全国耐震診断実施数 15,352件
評点 |
1.5以上 |
1.0〜1.5未満 |
0.7〜1.0未満 |
0.7未満 |
|
倒壊しない |
一応倒壊しない |
倒壊する可能性がある |
倒壊する可能性が高い |
全国合計 |
2.44% |
12.02% |
23.59% |
61.95% |
近畿と主な都道府県
都道府県 |
評点 |
全国平均 |
0.653 |
神奈川 |
0.805 |
奈良 |
0.649 |
和歌山 |
0.647 |
大阪 |
0.643 |
東京 |
0.600 |
兵庫 |
0.591 |
愛知 |
0.587 |
京都 |
0.584 |
(2010年11月10日 林業新聞社記事より抜粋)
(4) 国産材製品を使い、日本の森林を元気にする
木づかい運動とは
林野庁では、平成17年から木材、とりわけ国産材利用の意義を広め、実需の拡大につなげることにより、木材の代金として森林にお金を戻し、間伐などの人工林の整備を進め、日本の森を元気にするため、国民運動として「木づかい運動」が展開されています。
また、「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律(公共建築物木材利用促進法)」が10月1日に施行されました。
(2010年11月10日 林業新聞社記事より抜粋)
(5) 2ヶ月連続で7万戸台 − 9月の新設住宅
マンション大幅回復
9月の新設住宅着工戸数は、前年同月比17.7%増の71,998戸でした。4ヶ月連続で増加しています。
特に、マンションは前年同月比で2倍以上の大幅な回復振りを見せました。
季節調整済み年率換算値は837,000戸で、4ヶ月連続で前月比増。新設住宅床面積も7ヶ月連続で回復基調にあります。
持家は11ヶ月連続増、貸し家も8月に続きプラスを維持しました。
マンションの9月の着工は10,524戸で前年同月比124.8%増でした。しかし、首都圏での供給に集中している傾向があります。
木造住宅は13%増で、木造率は57.1%でした。
8月の建築確認公布件数は48,357件で前年同月比14.9%増でした。
近畿の前年同月比は、大阪1.8%増、兵庫13.3%増、京都9.9%増、奈良6.1%減、和歌山21.4%減、滋賀32.4%減でした。
東京は49.0%増、愛知は30.8%増でした。
(2010年11月10日 林業新聞社記事より抜粋)
(6) 森林組合の海外丸太輸出増 − 打診・商談中含め10組合
協定・広域連携も広がる
圧倒的に中国向け 韓国やインドも
全国の都道府県森林組合で丸太の海外輸出を行なう、または試験的に輸出、打診・商談中の森林組合が10組合で、全体の23.8%もあることがわかりました。
(2010年11月24日 林業新聞社記事より抜粋)
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