その7 木の無垢材以外は調湿機能は望めないのでしょうか? ☆ 室温が上がれば室内は乾燥し、逆に室温が下がれば湿度は上がります。 ☆ 木材の含水率は湿度と平衡しようとして吸湿し、周囲の空間から水蒸気利を取り込みます。 ☆ 木材の湿気保持能力は空気中の湿気保持能力に比べて著しく大きいので、室内の湿度をほぼ一定に保つことができます。 ☆ 無垢材だけではなく、集成材・合板・MDFのような木質ボードでも効果に差はありません。ただし、表面を塗膜するような仕上げをすれば調湿能力は発揮しません。 ☆ 湿度変動で水分が出入りするのは、木材の表面からわずか2〜3mm程度の深さまでです。つまり、厚さ5〜10mm程度の板を使えば調湿能力は十分ということになります。 ☆ 調湿効果を発揮させるには、室内の容積に比べて木質面の表面積を広くすることです。 (2010年2月情報) ←思いやり通信の目次 △ページの先頭
☆ 室温が上がれば室内は乾燥し、逆に室温が下がれば湿度は上がります。 ☆ 木材の含水率は湿度と平衡しようとして吸湿し、周囲の空間から水蒸気利を取り込みます。 ☆ 木材の湿気保持能力は空気中の湿気保持能力に比べて著しく大きいので、室内の湿度をほぼ一定に保つことができます。 ☆ 無垢材だけではなく、集成材・合板・MDFのような木質ボードでも効果に差はありません。ただし、表面を塗膜するような仕上げをすれば調湿能力は発揮しません。 ☆ 湿度変動で水分が出入りするのは、木材の表面からわずか2〜3mm程度の深さまでです。つまり、厚さ5〜10mm程度の板を使えば調湿能力は十分ということになります。 ☆ 調湿効果を発揮させるには、室内の容積に比べて木質面の表面積を広くすることです。 (2010年2月情報)