大阪森林便り その6 木材のあれこれ 世界の森林面積は約40億ヘクタールですが、年間約700万ヘクタールの森林が消滅しています。700万ヘクタールと言いますと、四国とほぼ同じ面積です。 天然林の人工林化が進んでいます。広葉樹林は減少していて、針葉樹林は増加しています。 日本の森林面積は約2,510万ヘクタールで約40億m3の木材蓄積があります。これは、日本の木材消費量50年分に相当します。うまく活用すれば十分に自給自足できる状況です。 国産材生産量は平成13年に1,500万m3まで落ち、自給率は18%になりました。昨年は自給率27%でした。政府は当面50%の自給率を目指しています。 今年5月19日に公共建築物木材利用促進法が成立しました。 公共建築物の低層のものは、原則として木造化する。 木造建築物の規制の見直し。 公共の建築物以外のものでも、木材利用を促進する。 というものです。 (2010年8月木材の勉強会にて) ←大阪森林便りの目次 △ページの先頭
世界の森林面積は約40億ヘクタールですが、年間約700万ヘクタールの森林が消滅しています。700万ヘクタールと言いますと、四国とほぼ同じ面積です。 天然林の人工林化が進んでいます。広葉樹林は減少していて、針葉樹林は増加しています。 日本の森林面積は約2,510万ヘクタールで約40億m3の木材蓄積があります。これは、日本の木材消費量50年分に相当します。うまく活用すれば十分に自給自足できる状況です。 国産材生産量は平成13年に1,500万m3まで落ち、自給率は18%になりました。昨年は自給率27%でした。政府は当面50%の自給率を目指しています。 今年5月19日に公共建築物木材利用促進法が成立しました。 公共建築物の低層のものは、原則として木造化する。 木造建築物の規制の見直し。 公共の建築物以外のものでも、木材利用を促進する。 というものです。 (2010年8月木材の勉強会にて)